本は、書かれていることの「2割」だけ読めばいい

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本を全部読まないと気がすまない→挫折

せっかく興味を買って手に入れた本。最初はその本の頭から最後まで、全部を読み通す気持ちがありますよね。

しかし本の内容が難しかったり、期待していた内容ではなかったり、時間がなかったり…。

ページをめくる手が進まず、結局読むことを挫折してしまう、ということは誰しも経験があるのではないでしょうか。

効果の80%は全体の20%から

「パレートの法則」をご存知でしょうか。

「さまざまな分野で、効果の80%は全体の20%によって生み出されている」という、イタリアの経済学者・パレートによる経験則です。

この法則が読書にもあてはまる、と外資系コンサルタントの山口周氏は、著書「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」で述べられています。

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術著者:山口 周出版社:KADOKAWA / 中経出版

読書から得られる効果の80%も、本の20%から得られる、ということです。

ではその20%を探すためにはどうすればいいか。ポイントは「軽く、薄く全体を斜め読みする」。

具体的には、まずは「目次を見る」。目次から面白そうな章を選び、次に段落冒頭の一文だけを読んでいく。

そして興味をひかれる内容であればその章を読み、そうでなければ再び目次から探す。そうやって「20%」の部分を探すそうです。

「20%」が見つからない時は

そんな時は、その本は読むべき本ではないと判断し、見切りをつける。

最初の段階で読むべき部分が見つからなければ、そもそもその本から得られる効果は薄いはず。

もちろん役に立つ可能性を見逃す恐れはあるが、それを探すために全てを読まなければいけないのは、読書の費用対効果が高まらない、と山口氏。

確かに本を読む時間がありあまるのであれば、全体を通読しても良いのでしょうが、現実はなかなか時間が取れなかったりしますよね。

最低限の労力で最大の効果を得る。そんな読み方のテクニックです。

外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術著者:山口 周出版社:KADOKAWA / 中経出版

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